第2章 幼少期
「〜?ご飯の時間よ〜」
「はーい!」
あ、どうも。あのうちはサスケに成り代わってと名付けられた少女Aです。
今現在私は三歳です。え?0歳からはどうしたって?
......聞かないで下さい。正直言って黒歴史なんです。
新しいお父さんもお母さんもとっても優しくしてくれます。でも、やっぱり一番は兄さんです!あんないい兄さん世界中を探してもきっと見つかりませんよ!
っと、いつの間にか食卓に着いてました。
いけませんね。ついうっかりが最近多い気がします。
「今日のお昼ご飯はオムライスよ〜!」
「わぁ〜!すごくおいしそう!」
「うふふ。さあ、沢山お食べ」
「うん!いただきま〜す!」
ああ、すごく美味しいです......!こういうのをお袋の味って言うんですねぇ。
じじい臭いことを思いながらしみじみと食べていると急にお母さんが頭を撫でてきた。
食べるのをやめてふとお母さんを見上げると、ニコニコ笑っているのに何故かどす黒いオーラを纏っているのを直視してしまいました......。
「か、かあさん?」
「ねぇ、」
「は、はい!?」
「貴方、今日から男装してもらうわよ」
すいません、生命の危険を察知しました。
今も尚ニコニコと笑ってはいるもののどす黒いオーラはどんどん大きくなって行くばかり......。
お母さんに一体何が......!?
「かあさん、どうしたの?なにかあったの?」
「ん?まあ、ちょっとねぇ......
が気にすることじゃないわ」
めちゃくちゃ気になります......。
もしかして、実際のサスケもこんな感じだったのでしょうか......。