第2章 始まり
言葉を続ける
セバスチャン「私は魂を食らった人間を一人一人覚えてはいませんが、坊ちゃんは違いました。私が大事に育てた甲斐があって、とても上質なものを味わいました」
翼(良かった…)
ってことは、随分前の事なのか
漫画の中には居なくて、シエルの魂はもう食べてる
漫画とは別なのか?
複雑過ぎて頭が痛い…………
まぁ、いいか
セバスチャン「ところで…坊っちゃん。契約の印は何処に致しますか?」
翼「何処でもいい。セバスチャン、決めて」
セバスチャン「そうですねぇ……では、目か首に付けられてはどうでしょう。目立つところの方が執行力は高いです」
そう言うと、セバスチャンは僕の首に顔を掠め
Tシャツの首元を掴むと、肩が出るくらい思いっきり引っ張る
お陰で肩は丸見えだし、Tシャツもよれよれだ