第2章 始まり
翼「ッ……あ、んた……何、?」
セバスチャン「私ば悪魔 ゙で執事です、翼様。この度貴方の執事となりました。」
゙さぁ……もう一度聞きましょう ゙
゙貴方は何を望みますか? ゙
翼「僕の望み……は」
会ってまだ直ぐで
こんな、怪しい囁きに惑わされるなんて
また、僕は一つ犠牲にした
でも、それだけ僕は望んでいたのかもしれない
翼「怖い、寂しい…。だから僕が、僕が死ぬまで側にいて、離れないで……嘘はつかないで
居なくならないで……ッ」
初めて会った知らない男の前で
僕は涙を見せてしまった
今までで一番の我が儘だと、思った
悪魔の囁きに
誘惑されて堕ちてしまった……