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銀魂かっこいいタイトルつけたら更新できないと思うからごめんね

第16章 ヤニとケツ毛共に許容範囲内


「すいません、詳しくは幹部クラスのみが。そこにいる沖田隊長を含む、局長と副長…」


山崎さんは人探しの指示を受けただけで詳細はわからないということか
私に説明してくれている間、逃さないと言わんばかりに出入口の襖に寄りかかりこちらを見下ろしてくるドS


「今さらですが…昨日はどうも」


昨日の事を思い出し、一応お礼を述べた


「えっ?あれ?隊長とお知り合いだったんですか?」

「昨日はちょっとゴタゴタがありまして、警察の方にお世話になることに…。その時すぐに駆け付けて下さったのが沖田さんだったんです」

「へえ〜珍しい事もあるんですねぇ。あの沖田隊長が…」


と、途中まで言って顔面蒼白になる山崎さん
ドス黒いオーラが背後から忍び寄る


「お、俺!局長達呼んできまーす!!」


何か良からぬ気配に山崎さんは、シュタッと部屋から飛び出して行った

気まずい…
二人きりにしないでほしいです、行かないで山崎さん
それか今すぐ!連れてきてその二人を!NOW!


「…」

「…」


私の向かいに並べられた三枚の座布団
一番端に彼は座った
どちらも喋らない
たまに遠くで屯所内にいる隊士の話し声が聞こえる

視線を感じる
決して見てはいけない
直感が教えてくれる


「あんた…」


スパーーーーーーン!!


半開きだった襖が勢い良く左右へと開かれた
ゴリラだ


「お待たせー!いやぁーキレが良くなくてさ。力んでも力んでも中途半端!いつもより固かったし水分多く取らなきゃなー!!」


ガハハハハッと大笑いしている
大のお話ですね

場の雰囲気に似つかわしくない様子で現れた彼の後ろに瞳孔ガン開きのV字さんが居られました


「あれ〜?どうしたの総悟、怖い顔しちゃってー。あ、女性と二人きりで緊張しちゃった?総悟も異性を意識する歳になったんだなー!俺は嬉しいよ!もしかしてお邪魔しちゃったかな?」


なんてね☆
とウインクするゴリラ
誰か止めて下さい、この脳内お花畑


「近藤さん、とりあえず座れ」

「お!そうだな」


V字さんに誘導されてようやく大人しく座布団へ座る







なにこの状況
関わりたくないキャラベスト・テンに入る人物が三人もこっち見て座ってる!
フラグ多すぎ!
へし折るどころかビンビンなんですけど!
…変な意味じゃなくてね


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