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黒子のバスケ 短編集

第8章 約束・日向順平


それから4年の月日が経ち、教育実習生として戻ってきたのは榛名だった。教師になるために進学したとは知ってたけど再会するとはな。昔より大人っぽくなってしっかりした顔してるな。

さき「お久しぶりです!日向先生変わってないですね。今でもバスケ部顧問してるんですか?」
日向「まぁな、やっぱりバスケ好きだし」
さき「それでこそ日向先生ですね」

実習もめちゃくちゃ頑張ってて感心する。生徒にも受け入れられててすげぇなと思う。俺、実習生のときこんなんじゃなかったわ…。生徒達は榛名のことどうやら可愛いとか綺麗とか言ってるらしい。確かに可愛いし綺麗だと思う。彼氏いんのかな?…なんてこと考えてんだ俺は!いかんいかん!邪念が浮かぶとフィギュア折る決まりなんだから変なこと考えるな、俺!!

教育実習最終日の放課後、部活に来た榛名は部員ともすぐに打ち解けていた。その中から「榛名先生、彼氏いますか?」とか聞こえたから俺は笛を吹いて牽制した。

日向「そーゆーこと聞くとな、セクハラになるんだぞちゃんと練習しろダァホ!(本当は俺が一番聞きてぇよ!!!
あー、こっそり盗み聞きすれば良かった…)」
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