• テキストサイズ

黒子のバスケ 短編集

第6章 初恋・笠松幸男


緊張しながらアプリにIDを入れて検索すると榛名のアカウントを見つけた。申請するとすぐに承認された。

普段から女子と話したこと滅多にねぇし、メッセージのやりとりなんてしたことねぇから初めてのときなんて送るべきかも全く未知だ。

笠松「『笠松です』…でいいのか?そっけなさすぎるか?…やべ!」

考えている間に画面に指が触れて送信されて、すぐに通知音が鳴る。

さき『メッセージありがとうございます。榛名さきです。
今日は突然話しかけてしまってすみませんでした』
笠松『気にしなくていい』
さき『また会えたら嬉しいです』

送られてきたメッセージを見て一気に心拍数が上がる。なんて返事すりゃいいんだよ!でも返事はしないと無視したみたいになっちまうよな。で、考えた結果が

笠松『そうだな』

と返事したけどこれで良かったのか…正解がわからないまま画面を閉じた。
/ 63ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp