第4章 嫉妬・緑間真太郎
さきの手を引いて近くの空き教室に入り、さきを壁に追い詰める。
緑間「さき、お前は何をしているかわかっているのか?」
さき「和成にこれ貸そうと…」
緑間「嫌なのだよ。さきと高尾は幼馴染なのはわかっているが、それでも、その…さきは俺の彼女なのだよ。最近、距離が近くてずっと苦しいのだよ。俺より高尾のほうが…っ!」
気づいたらさきにキスされていた。
さき「真太郎の気持ち、気づけなくてごめん。和成とは幼馴染だからいつもと変わらない雰囲気で接してたけど、真太郎は嫌だったよね」
緑間「俺のほうこそ、情け無い姿を見せてしまった」
さき「好きだよ真太郎」
緑間「俺もなのだよ」
今度は俺からキスをした。