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何事も第一歩から始まります〜はじめの一歩〜

第1章 はじめの一歩


薄れていく意識のなか
結局自分は始まりも終わりも独りなんだと
実感した、そして自分の存在意味を考えた


生まれたときから両親はおらず
孤児院で育ち
赤い髪に翡翠色の瞳という周りと浮いた姿で怖がられいつも独りだった
高校生になって自立し
髪をウィッグで隠しカラコンをして
浮かないようにした
小中学生で学んだことと言えば
自分を偽って隠すことぐらいだ
ソレは今ではすっかり癖になってしまっていて気づいたらソコに[自分]はいなくて
空っぽのものがあるだけだった


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