第8章 決断の8歩
パチッ
目が覚めた
(どこだ?ここは)
まだ醒めきらない頭で
辺りを見回す
貴方「えっ、、、?」
朦朧とした意識が
急速にハッキリしていくのがわかる
何故なら、俺の視界は
赤い髪をした見覚えのある少女
、、、ミュロンちゃんを捉えていた
彼女に会うのはあの日以来会っていない為半年ぶりだ。
そして俺の頭にはあるひとつの
疑問が浮かんだ
(なんでこんなところにいて側で、ミュロンちゃんが寝ているんだ?と言うかここはどこだ?)
俺が記憶の糸をたぐっていると
ミュロン「アオバ!目が覚めたのか!?大丈夫なのだ!?」
と言うミュロンちゃんの大きな声がした
貴方「うっ、うん」
俺はなんでここにいて何があったのか
聞こうと口を開こうとしたら
ミュロン「良かったのだ、お前全然目をさまさないから、、、。」
、、、はい?
貴方「えっ、、、と、俺はどのくらい寝てたんだ?」
思わず口調が戻っていることにも気づかず
俺はミュロンちゃんに聞いた
ミュロン「?、、お前、3日間も寝てたのだ!」
、、、、、嘘、、だろ
ミュロン「お前何があったのだ?あんなところに倒れて」
ん?、あんなところ?
貴方「俺、どこに倒れてたんだ?」
そう聞くと彼女は驚くべき事を言い放った