第2章 三角関係へ終止符が打たれる
悲しみ…
たとえ僅かな光生まれなくとも 嘆きは繰り返すしかないんやぁ
それはまるで嘘のように
消える真実の影
たとえ最後の羽を開いても 運命(さだめ)は変えらへん、俺は横山と一緒に彼女を騙す事(復讐)にした
蒼き花は儚げに俺(大倉)しか存在しないと思っていた彼女に屈辱な痛み……絶対に消えない痛みを植え付けることにした、もう二度と絡めないように……
夢なら愛してあげても良かったのに、もう夢ではなくなる、いや無くしてやる、心に受けた鋭い痛みを横山は彼女の足と両手を斧で切り落とした。
痛みで鳴け叫ぶ彼女に大倉は綺麗な瞳をえぐりとった、彼女はまだ微かに息をしていた、そして大倉はもう1つ奪った……それは命だった。