あの子と入れ替わっちゃって黒バスの世界に来ちゃったっ!
第4章 第三章
貴女side
制服に着替え、現在リビングで食事中。
料理の勉強とかしなきゃ、掃除と洗濯には自信がある。料理だけだ。
赤「料理、俺が教えてあげるよ。」
貴女「!」
え、分かったの!?
何で!
赤「だから言っただろ?のことは分かるって誰よりもね。」
サラッと言うんだから…
でも、前の私なら…
そんな赤司様が好き!大好き!愛してる!
って言ってただろうなぁ。
ケンside
倉「ほら行くぞー!」
もう一人「あっ待って〜!」
倉「全く…」
…小さな素振り、可愛く思える。
容姿と名前は同じだけど別人…
やっぱ俺の知ってるアイツ()じゃねぇんだって思う。
たまにドキッとする。まあたまにくらいあるか
なぁんて事を考える俺。
貴女(もう一人の)side
毎日が幸せ、こんなに幸せな日々はない。
憧れ、叶わないと思っていた。これは偽り?
今の私はこれがいい。
もう一人の私はどう思っているのだろうか?
私とあなたは入れ替わってお互い今は幸せな生活を送ってる。
あなたは今のままがいい?
私は今がいい。
勝手なこと言ってごめんなさい。
でもこれが今の私の本音です。
貴女side
登校してから授業を受け、現在昼休み。
桃「ごめーん。遅くなったぁ」
貴女「大丈夫だよ。さっ食べよう」
黄「それにしても、っちの弁当凄くウマそうッスね!」
赤「俺が作ったんだ。」
黄「赤司っちが!?」
赤「悪いか?」
黄「いや…凄いなって…」
だよねー私も思う何でも出来る天才。英才教育を受けて帝王学も学び完璧な征君。
羨ましいよ…
あれから授業が終わり、放課後。
征君達はクラブへ私も続いて体育館へ行く。入れ替わる前の私はバスケ部の一軍マネージャーだったらしい。
それに一軍マネージャーは何故かさつきと私しかいないらしい。
用意してみんな練習を始める。私はその間さつきのデータの手伝いなど色々する。