あの子と入れ替わっちゃって黒バスの世界に来ちゃったっ!
第3章 第二章
貴女side
貴女「処分ねぇ」
赤「変に触るなよ」
貴女「いーじゃん」
ポンポンカチカチ
赤「おっおい」
貴女「大丈夫だって」
ゴン!
貴女「あっ」
テレビがついた。
そこに映っていたのは…
貴女(もう一人の)side
もう一人「掃除?ホコリまみれのこの部屋を?」
倉「そう。この部屋を」
もう一人「…やだ」
倉「ほらやるぞ」
もう一人「分かったよ!分かったから!」
倉「それとそのテレビ来週処分するらしい」
もう一人「来週の月曜日か…」
カチカチ
ポンポン
カチカチ
倉「おいやめろって」
もう一人「大丈夫だって」
ボン!
もう一人「あっ」
テレビがついたそこに写っていたのは…
***
貴女/もう一人「「は?」」
赤「どうした?」
もう一人「征君!」
赤「!か!?」
貴女「ケン!ケンだよねっ!」
倉「!」
貴女「これ向こうと繋がってるのかな…」
倉「おーい元気かー?ちゃんと寝れてるか?」
貴女「寝てます!そこまで子供じゃないもん!」
ほらまたケンはそう言う。私を子供扱いだ。
画面に触れてみたけど向こうの物に触れることは出来ないようだ。
どうやって帰るのよ…
赤「元気か?」
もう一人「うん!元気だよっ!征君!」
マジどうすんの?どうやって帰ろ…とりあえず現在の状況をみんなで話す。
帰れない
帰る手段がない。
帰りたい
さてどうしたものか…
赤「今思ったんだが、このテレビは俺達の世界では一週間後処分だ。恐らくそれ以降は連絡が取れない。」
全ー赤「「「えー!!超困るんですけどぉ!!」」」
赤「それは俺も同じだだから一週間の間でなんとかするしかない。ちなみにこのことは誰にも言うな分かったな?」
と言われその言葉に従った。てか従わされたと言った方が正しいかな。
赤「今こうして繋がっている…そして同じような条件…これが満たしているとあっち(三次元)と繋がってるのか?」
倉「そうかもな…」と議論を開始する。
私も考えるが…
貴女/もう一人「「全く分からん。揃った…」」
てかこの子と私って凄く似てるんですけど…
赤「一週間の間この教室を使えるように頼んでみるよ」
倉「俺も頼んでみる。」
赤/倉「「生徒会長だし大丈夫だろう」」
貴女/もう一人「「息ピッタリ…」」