• テキストサイズ

あの子と入れ替わっちゃって黒バスの世界に来ちゃったっ!

第3章 第二章


貴女side
貴女「ケンそっち元気?」
倉「元気だよ」
もう一人「征君は?」
赤「俺も元気だよ」

貴女/もう一人「「そっか…よかった」」
なんかいざとなってみたら何話せばいいんだろ…分からなくなってきちゃった。
貴女「もう一人の私?さんそっちは楽しいですか?」
もう一人「え?そうだなぁ楽しいかな?だってお母さん達いるもんずっといなくって寂しかったし…夢だった幼馴染もいるし…」

貴女「そっかぁ」
もう一人「貴女は?」
貴女「私?私もこの世界いいだってさ二次元に入れるから。」
倉「出た」
呆れるケン。
「でも知ってるでしょ?私が二次元に行きたいって言ってたこと」
ケンは「うん言ってた。嫌なほど」と答えた。
一言多いよ…

貴女「でも、母さん達いない…」

貴女(もう一人の私)side
そう、母さん達がいない。私は家事などを全て自分でする生活を送ってきた。二人は海外出張ばかりで滅多に帰ってこない。

そんな寂しい私にとって、唯一の支えだったのは友達だ。好きな人とかはいなかったけど、友達といる時だけはすごく楽しくて幸せだった。

でも今、こうやってあの子と変わって家には母さん達がいる。
家事もやらずにのんびり出来る。
でもさつき達がいない。
学校が違う。
幼馴染がいる。
ということが向こう(三次元)と変わってから変わったこと。

さつき達がいなくて寂しいけれど、その実は反面私は幸せだった。お母さん達がいるから、それに幼馴染もいる。私の夢だったまさに叶ったって感じ。だから今とても幸せ。

でもこのままでいいのかな?
そんなこと言っても戻る方法ないし…

黒「やっと見つけました。赤司君」
貴女/もう一人「「テツ君!」」

黒「…さん?」
あーやばい私が三次元にいること言ってないや。
赤「俺に何か用かい?」
黒「バスケ部の連絡をしようと思いまして、今日中に渡さないと駄目な物もありましたし」
とポケットから用紙を取り出し征君に渡す。
「明日の練習メニューか」と言いメモに目を通す。

もう一人「テツ君、久しぶり…」
黒「さん…元気にしてますか?それと事情は聞いてます。三次元に行ってしまったと…他のみんなと…桃井さん達も知ってますよ」

そっかもう知っちゃったかぁ。さつき達大丈夫かな…
黒「赤司君。そろそろ最終下校の時間です帰りましょう」
赤「そうだな」
/ 77ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp