第6章 マジっすか…。
言葉をつまらせたかと思った火神だったがそれは違い、大声で笑い始めた。
なんでだ?
火神「ワリーワリー。
ちょっと嬉しくてさァ…。
そーゆーこと言ってくれる奴、久しぶりだったから。
アメリカじゃそれがフツーだったんだけどな。
日本帰ってバスケから離れたのは早トチリだったわ。
やっぱ人生、挑戦してナンボじゃん。
強ぇ奴がいねーと生きがいになんねーだろが。
勝てねェぐらいが丁度良い。」
そして、火神は告げる。
火神「オマエの弱点は、コイツ(黒子)だろ!」
…。
真琴「黄瀬君の弱点が、黒子!?
確かにあの影の薄さは真似できないけど…。
一体どうやって…。」
「第1Q終了!休憩2分です!」
長い10分がやっと終わった。