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私もキセキを倒します!【黒子のバスケ】

第5章 ぶっ壊してやる


黒子「あの時から考えが変わったんです。

何より、火神君と約束しました。
キミ達を…『キセキの世代』を倒すと。」


黒子のその言葉に、黄瀬君は眉を寄せる。


黄瀬「…やっぱ、らしくねースよ。
そんな冗談言うなんて。」





火神「ハハッ。」


黒子を押しのけて出てきた火神。


メラメラとオーラが出てる。


火神「ったく。なんだよ…。

オレのセリフとんな黒子。」


黒子「冗談苦手なのは変わってません。
本気です。」


黄瀬「…そうッスか…。」


黄瀬君も二人の様子を見て諦めたようで、シュンと肩を落とす。


黄瀬「じゃあ…!」


真琴「ん?」


黄瀬君が突然、笑顔でこっちを向いた。


黄瀬「大野君はどうッスか?
オレのスカウト受けてくんないッスか?」


真琴「あ…。」


忘れてなかったのか…。チッ…。


このまま帰りそうな雰囲気だったのに。


黄瀬「どうッスか?どうッスか?」


いつの間にか目の前にまで迫って来ていた。


近いです…。


真琴「えっと、丁重にお断りさせていただきます…。」


さっきの黒子風に言ってみた。


スカウトを断るのは当たり前。


さすがに私の性別がバレる。


それに、たまに日本に来るお父さんやお兄ちゃんにもし見られたらヤバい。


絶対に私だってバレるし、特に一番マズイのは男装してることを言ってないこと。


男装してるっていうのがバレたら、アメリカに連れ戻されかねない。









黄瀬「マジッスか…。」


黄瀬君は床に手をついて呟いた。


そこまで落ち込まなくても…。










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