• テキストサイズ

永遠に

第24章 新年会(当日)


あきらの幼稚園を少し早めに迎えに行って、事務所に開始時刻1時間前に着いた。
あきらを長く待たせる事になるので、色々持って…

数名の事務員さん達が、届いたサンドイッチやおつまみをテーブルに広げている。

あきらは広い会場が嬉しいのか、走っては止まり、走っては止まって遊んでる。

私は、持って来たエプロンをして、小さなボールに1人前ずつお好み焼きのタネを作り始めた。
しばらくすると、村上くんと横山くんと渋谷くんが来た。

村・横・渋:「おはよーございます~」

3人とも、眠そうな顔。

淳子:「時間的にはもう、こんにちはやで?」

笑いながらそう言って、ボールをかき混ぜる。

丸:「おはよー」

安:「おはよーございます!」

丸山くんと安田くんが、続いて来た。

淳:「皆はゆっくり来て、良かったのに…」

村:「イヤイヤ。やるからにはきっちりせんとね!」

渋:「オレらが混ぜるから、淳子さんが調合してくれる?」

横:「調合て…おもろいな♪」

丸:「ほな、オレも調合手伝お♪」

村:「丸、お前は混ぜてくれ。オレが調合する。安も混ぜて。キャベツこんなもん?」

あきらも混ぜたいと、みんなで並んで作り始めた。

ちらほらと会場に人が増え始めた頃、やっと大倉くんと錦戸くんが来た。

大:「遅なった!ごめん!」

走って来たのか、息切れが半端ない大倉くんが、笑顔は忘れずにこっちを見た。

私はそれが可笑しくて、笑いながら
淳子:「大丈夫?お水飲む?」

みんなの名前が書かれてるお水を差し出した。

大:「ありがとう…エレベーターがけっこうな人やったから、階段で頑張ってん」

淳子:「ここまで!?スゴいな!若っ!!」

大倉くんは、渡したお水をゴクゴク飲みながらピースして来た。

錦:「おはよー♪遅なってごめ~ん。寝過ごしたわぁ…」

村:「お前ら、罰としてしっかり焼けよ…」

錦戸くんが、自分の頬を両手でパチンと叩いて、
錦:「おぅ!任せろ!!」
と、腕捲りした。






/ 165ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp