• テキストサイズ

永遠に

第21章 肌の温もり


結局、電話はマネージャーからで、午前中に仕事が1つ入ってしまった。

慌てて、彼女を送り届けて、初めての二人だけのデートはあっけなく終わりを告げた。




北:「今年のカウントダウン、マッチさんも来るらしいぞ!」

宮:「マジで!?ヤバイ!歌詞ちゃんと覚えておかなきゃ!ね!裕太!」

宮田が玉森にくっついてはなしかけてる。

ソファに座って雑誌を見ながら、彼女が好きなアーティストの音楽を聴いていたら、

玉:「離れろ!ねぇ、ガヤさん!昨日のデートどうだった?」

北:「そうだ!どうだった!?」

北山が隣に座って、わくわくした顔で聞いてくる。

太:「あ?ボチボチ?」

北:「なんだよ!相談乗ってやったのに!」

太:「あぁ…悪い…」

太:「…」

太:「…付き合う事になった…」

ボソッと言うと、全員が俺を見て、一瞬動きが止まった。と思った瞬間、「えぇっ!?」「マジで!?」と次々に言い出して驚いてる。

北:「マジか…歳上の子持ちだぞ…?」

太:「んなの、関係ねぇよ…」

横:「良かったね!太輔」

太:「お前らには迷惑かけないようにするから!悪いんだけど…」

北:「まぁ、お前が決めたんだし、オレらがなんか言えるわけでもねぇしな♪良かったじゃん!」

北山が俺の肩を叩きながらそう言った。

理解あるメンバーで良かった。
苦楽を共にしただけはある…

太:「あ!オレの奢りの飲みはいつ行く?」

みんなで笑いながら、日付の調整を始めた。




/ 165ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp