第3章 出逢い
今日はいよいよコンサートの日。
幸の家まで車で行って、そこから更に幸の車に乗り換えて向かう。
幸:「淳子、歌覚えれた?」
淳子:「無理でした。てか、メンバーの名前すら微妙やねんな~。あきらが美保がくれたDVDの結成当初ぐらいのんしか見てくれやんかったから、顔と名前が一致するかやねん。とりあえず、今ここに来るまでは聴いてた!」
幸:「(笑)マジで?ゆうなはもう完璧やで(笑)玉ちゃんスマイルもマスターしてんで(笑)」
淳子:「ゆうなも玉森くんなんや?うちは藤ヶ谷くん?かな?たぶん。グッズ買う時もっかい教えてくれるとありがたいな」
幸:「淳子は今日はピンクっぽい服やし、あきらもピンクから必然的にガヤやな」
幸もゆうなも黄色っぽい服を着てる。
玉森くんのカラーが黄色らしい。
偶然、あきらと私はピンクっぽいのを着てた。
藤ヶ谷くんのカラーらしい。良かった。
藤ヶ谷くんのうちわを持つつもりにしてたから。
偶然、こないだの夜にキスマイブサイクなる番組を見て、藤ヶ谷くんの声が気に入った。あきらとDVD見てた時は耳に入ってこなかったのに、夜中に1人で見てたからか、聞いてて落ち着く声~と思いながら見てた。
淳子:「幸、キスマイブサイク見てる?あれ、ファンの為の番組やな」
幸:「(笑)せやなぁ(笑)ファンが自分にしてもらえたらて想像するためのよなぁ(笑)」
淳子:「こないだ初めて見たけど、なんか恥ずかしなったわ(笑)久しぶりにドキドキしたわ(笑)」
幸:「(笑)たまにはえぇやん(笑)ありやろ」
幸の娘のゆうなが歌ってくれてるキスマイの曲を聴きながら会場に向かった。