第2章 幸せな時間
拓:「ただいま~。あきら、ただいま。良い子にしてたかぁ?」
旦那が帰ってきた。
淳子:「おかえり~。お疲れ。ご飯もう出来るよ」
拓:「ほな、オレ着替えて来るわ」
3人で並んで夜ご飯を食べる。
最近やっと色々おかずも食べてくれるようになってきたあきら。
それが嬉しくて食べずに見てたら
拓:「(笑)見すぎ。早く淳子も食べて!冷める!せっかく美味しいのに」
言いながらあきらの口の回りのご飯粒を摘まむ。
淳子:「そいや、今日幸と話したんやけど、キスマイのコンサート行かん?て誘われてさ。チケットあるからあきらも一緒に。て。気分転換に行きたいと思うんやけど、あきら大丈夫かな?おっきな音とか、チカチカとか」
拓:「いいんでない?バスケの試合見に行った時も以外と心配をよそに大丈夫やったもんな」
淳子:「やった。ほな、行くて返事しとくわな♪」
幸にそう返事をして、当日までになんとかちょっとでも綺麗になれるように努力する。
美容院にも久しぶりに行く。
人がたくさん居るところは久しぶりだから、ちゃんとしとかないと、あきらがかわいそう。あの子のママって指刺されないように。
妊娠中に行った2人で最後のデートで買った服に決める。
あきらにも一緒にCD聞いてDVD見てもらう。
幸みたいには踊れないから、歌だけなんとか覚えれるように。