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永遠に

第5章 笑顔


眠れるかな…なんて心配してた自分は何処へ行ったのか、しっかり眠ったようであきらに起こされた。

あ:「ママ。ママ。ごはん~」

そう言って私の上に馬乗りになって笑ってる。

淳子:「おはよー、あきら」

あきらがおはよーの変わりに頭をペコリとさげた。

淳子:「ん~♪今日も可愛いなぁ♪あきら。chu」

ギュッと抱きしめて頬っぺにキスする。

いよいよデートかぁ…
出来るだけ、あきらと藤ヶ谷くんを撮ってもらうようにしよう。

急いで起きて支度する。




動物園の入り口に付くとスタッフさんが案内してくれた。

休園日に入れさせてもらったと説明されただけあって飼育係の人しか居ない。それもごく少数だけ。
ジャニーズの撮影だから?休園日だから?

そんな事を思いながら歩いていると目に入ってきた。スラッと背の高い色黒の青年が。スタッフさんと話てる。
黒のジーパンに白地に藤色と黒の花柄がプリントされたシャツを来て、私の大好きな裾まくりをしてる。
長袖を7分ぐらいにまで裾を捲ってるあの腕がたまらなく好き。

淳子:「わぁ♪素敵だなぁ…」

言って立ち止まるとこっちに気づいた藤ヶ谷くんが軽い足取りで歩いて来た。

太:「おはよーございます」

笑顔で挨拶する。

淳子:「お、おはようございます。今日はよろしくお願いしますっ!」

私が頭を下げると藤ヶ谷くんも下げてくれた。

淳子:「あきら、お兄ちゃんにおはようございますは?」

あきらは藤ヶ谷くんを見て笑顔でペコリと頭を下げた。

太:「か、可愛い!マジ可愛い!」

あきらを抱きしめて高く持ち上げた。
あきらは嬉しそうに笑ってる。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

可愛い!なんて可愛い子なんだぁ!!

思わず抱きしめてしまった。

彼女は挨拶すると少し照れたように頭を下げてくれた。
なんかたくさん荷物を持ってる。ベビーカーも。

鞄から水筒を出して子どもに渡してる。そっか、そういう荷物があるからか。

あ、親子で同じような色のシャツ着てる。お揃いにしてるのかな。
そういうの良いなぁ…





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