第35章 3人で…
楽屋の扉を開けるとみんなが来ていて、ワクワクした顔で俺を見た。
太:「おはよー」
北:「おはよーじゃねぇよ!返事は?」
横:「昨日、報告くれると思って待ってたのに!」
弟組も、目を輝かせてこっちを見てる。
太:「あ~えっと…」
玉:「何!?まさか!?」
太:「(笑)受けてくれたよ(笑)ありがとな♪」
太:「さっき婚姻届も出してきた!」
北:「マジか!良かったぁ!!」
横:「おめでとう♪太輔♪」
宮:「3/14が結婚記念日って覚えやすいなぁ(笑)」
二:「もう忘れないな(笑)」
千:「春にちょうど良いね♪」
玉:「その結婚指輪はどうすんの?」
昨日、頷いてくれた彼女に結婚指輪を渡すと、驚いた顔で
淳子:「太輔付けれやんし、誕生日にくれたこれで良いのに!」
太:「ちゃんとしたかったの!それにオレも付けるよ?仕事中はこうして…」
淳子:「ありがとう…めっちゃ幸せやわ♪」
そう言って、抱き付いてきた彼女を思い出していると、
玉:「ねぇ、どうすんの!?」
玉森が指輪を指差して聞いてきた。
太:「あ?あぁ、仕事中はネックレスに掛けて付けるわ」
北:「お前、無くすなよ?」
太:「大丈夫だよ♪」
小突いてきた北山に笑って返した俺の横で
宮:「今日はまた別の意味で緊張するなぁ…」
と言った。
玉:「最初だけだよ!」
北:「まぁ、それは全員一緒!行きますか!!」
北山が出した拳にそれぞれが拳を合わせて、笑い合った。