第33章 相談
春のツアーの打ち合わせで皆が集まってるとある会議室。
昼休みにしようとスタッフが出て行って、メンバーだけが残ってる。
プライベートの時にだけ付ける彼女からもらったブレスレットを触りながら、メンバーに声をかけた。
太:「なぁ…」
太:「ちょっと…相談なんだけど…」
横:「ん?どした?」
みんなが俺を見て隣に座ってた渉が聞いてきた。
太:「…」
北:「なんだよ?淳子さんとより戻ったんだろ?ケンカでもしたか?(笑)」
太:「…」
宮:「違うの?まさか!?赤ちゃん!?」
二・千:「えぇぇぇっ!!??」
玉:「お前らちょっとうるさい!何?」
太:「…一緒に暮らしたいと思って…」
横:「?もうほぼ一緒でしょ?」
北:「引っ越しの手伝いか?(笑)」
玉:「…まさか…結婚…したいの…?」
二・千:「えぇぇぇっ!!」
北:「は!?」
太:「…したいと思ってる…」
北山の顔も、声色も替わった。みんなも戸惑ってる。
横:「い、今じゃないよね?」
玉:「先の話でしょ?」
北:「先の話だろ!?一緒に暮らせよ!引っ越し手伝ってやるよ!」
横:「太輔…マジで言ってんの?オレらまだデビューしたばっかだよ?」
北:「お前が一番苦労しただろ!?」
太:「…わがままなのは分かってる…」
北:「…」
千:「オレ、頑張るよ♪ガヤさんのファンが減ったりしたらプラマイゼロになるように…」
玉:「てか、オレらのファンがそんなんで離れて行くかな?」
宮:「ずっと支えてくれてたもんね♪」
二:「分かってくれるよ♪きっと…」
横:「…もう、プロポーズはしたの?」
太:「まさか!お前らからの許可が先だろ?」
玉:「弟組は良いよ♪」
4人は、俺の肩を叩いたり笑いあったりしてくれた。