第32章 抱き締めたい
大:「悪いけど北山から聞いた。あの時、泣かしたらもらうて藤ヶ谷くんに言うたやろ?だからもらいに来た♪」
大:「まだ、気持ちの整理がついてないかもしれんけど、ゆっくりで良いから…オレと付き合って?」
大:「クリスマス、一緒に過ごしたいねん…もちろんあきらくんも…」
淳子:「…大倉くん…」
大:「返事はすぐに欲しいとこやけど、我慢するわ♪ゆっくり考えて♪」
そのあとに来た、絶品パスタを頬張る大倉くんが可愛いかった。
無事にあきらを迎えに行く時間に間に合うように送ってくれた大倉くんは、何か言いたそうで、
淳子:「ちょっと上がってく?」
待ってましたといわんばかりの笑顔で
大:「ええの!?」
淳子:「(笑)散らかってるで(笑)」
大:「えぇねん!あ!亮ちゃん呼んでたこ焼きしよよ!」
大:「あきらくん迎えに行くついでに買い物しよ!」
大:「あ…あかん?」
淳子:「(笑)かまへんよ(笑)錦戸くんに聞いてみて?あ、でもそしたら大倉くん飲めやんけど良いん?バイク…」
大:「ほんまやな…泊めてもらえやん?亮ちゃんも一緒に…」
淳子:「…」
大:「さすがに泊まるんはまだあかんな!ごめん。忘れて♪」
大:「バイクまた、取りに来るわ!今日はタクシーで帰る!それなら良い?」
淳子:「…うん…ごめんね…」
大:「オレが先走りすぎたんや。ごめん…」
結局、丸山くんと安田くんも来る事になって、3人が合流したたこ焼きパーティはあきらも私も久しぶりの大爆笑で4人は仲良くタクシーで帰っていった。