第7章 title未定*影山【★】
バタンッ
有無をいわさず部屋の中に押し込まれ扉を閉められてしまった
「……ちょっと影山君!?」
「……うるせぇ……」
「どうしてこんなッ……んぅッ……」
理由も聞かされず無理やりキスをされる
「…んぅっ…はっ……ぁあ……かげや…まくん…っ…んっ…」
薄く開いた唇から 容赦なく舌を滑り込ませどちらからともなく絡ませる
「…っ…名無しが悪いんだからな…」
離れた双方の唇から銀の糸が伸びる
「か……かげやまくん…………」
名無しの顔は既に惚けてしまっていた
「キスだけで もう力入らねぇのか?」
ホテルという雰囲気に呑まれているのかもしれない
けど体が熱を持ってしまって もっと影山君に
触れて
見て
感じて 欲しくてたまらない