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*ハイキュー 夢小説*

第1章 全ての始まり* 菅原【★】



俺の高校生活はこの先もバレーに捧げてくんだろう。

毎日そう思っていた
これからもそうだろう と。

あの時まで


「そんで田中がな…」

授業の移動中に同じバレー部の大地と話しながら歩いていた そこに彼女は現れた。

「あの…菅原先輩…ですよね…?」
消えそうな声で俺の名前を呼ぶこの子は名無しちゃんだ。


「名無し!!どうした?スガに何か用か?」
大地も知り合いなのか?やけに親しそうだけど…


「あ…大地君…じゃなくて…えっと菅原先輩…これ…」
ポケットから2つ手紙を取り出し1つを俺に差し出す。

「あの…これ、えっと…よ…読んで下さい…大地はこっち…」


そう言うと名無しちゃんは走り去ってしまった。

「あ…おいちょっと!!」

「…スガ……お前あいつからラブレター貰うとか凄いな…多分俺のは 後で宿題教えて とかだぞ」

関心してる大地を俺は横目で睨み付け手の中の小さな紙を見つめた。


名無しちゃん…





部活も終わり 帰り道ふと思い出し手紙を開けた そこには。


" 好きです "

と だけ書かれていた。

うわ…!!ラブレターとか初めて貰った…
感動と嬉しさが同時に こみ上げてきた。

その時から名無しちゃんがどんどん気になり始めた。

それからメールアドレスも電話番号も交換しLINE IDも交換し 毎日毎日連絡した。



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