第4章 初めての…
啓太「……優しすぎるねー。」
『気にしてるのか?』
啓太「んー? なにをー?」
『あれ。10年前の。』
……10年前…?
それって、彩菜の過去の話?
啓太「別に気にしちゃねーけど、少しは…」
『そうか……。』
啓太「まあ、あとはお前がちゃんと前の彩菜に戻ってくれればの話な。」
『戻り方も忘れたわ。』
啓太「そーですかw」
『……って、なんだ。直樹いたのか?』
「え、あぁ、わりぃ。」
『べつに。じゃあ、啓太またな。』
そういうと、へーいといって何処かへいった。
それはそうと10年前ってなんだ?
そんなに彩菜を変えてしまうことでもあったのだろうか。
確かにちょっと男っぽくて男の俺でさえ負けそうだ←
なんだろう。
なんか、あの2人が話してたのも嫌だった。
別に幼馴染みだし、、、、
え、俺ヤキモチ妬いてた!?
え、え、
『直樹?』
いきなり#彩菜の顔が近くに…っ!
「うわっ!」
驚きすぎてバランスを崩して………
((バシャッ
『え、!?』
噴水に入っちゃいました……。
『…………。』
デートこれからだったのに……。
噴水の中で青ざめる俺と
何も言わない彩菜……。
そのまま彩菜は無言でおれをひっぱり噴水の中から出してくれた。
『ちょっと、こい。』
「え、!? ちょ、彩菜!?!?」
そのまま手を引っ張られてある方向に………。
それは……………………