第16章 大丈夫だよね?
ちょっと寂しそうな大野さんを
見捨てて牛乳を買いに行くことにした。
「いいよぉ…
ねぇ、オイラとラブラブしてよぉ?」
『フレンチトースト
食べたいって言ったから…
牛乳は必需品なんです!』
「だって、もっかい
ちゃんがシロップ
ペロッてやんの見たいだけで…
離れろとは言ってねぇもん」
ふて腐れる大野さんが
可愛くてほっぺにキスをした。
『…可愛い』
「///…・・」
『行ってもいい?
シロップとってあげますから、
何万回でもやりますから、ね?』
「・・…いいよ」
『ふふっ…じゃあ』
そう言って部屋を後にした。
愛しい彼を残して・・