第14章 愛しい彼
隼斗と別れたあと、
家でハンバーグをタッパに
詰めてると電話が鳴った。
『あ、大野さん?』
現在8:56
もうすぐ終わるのかな?
〈う~ん…眠い〉
『ふふっ…大丈夫ですか?』
〈う…ん・・
9時半くらいには着くと思う。〉
『そうですか。
じゃあ、準備しますね?』
〈うん・・泊まる?〉
あ、予想もしてなかった。
そっか。
泊まってもいいんだよね。
『と・・泊まり…ます。』
〈ふふん……良い子、良い子〉
『じゃあ、また後で』
〈うん・・ばいば~い〉
はぁ・・
携帯を握りしめて思う。
下着揃ってたかな?笑
ただいま、9:05
愛しい彼のために
ドキドキしてます。