第13章 離れないでね?*智*side
ゴシッ…ゴシッ…
俺の背中を洗ってくれてる
ちゃんはパーカー姿で
かなり………エロい
『男の人の背中って広いですよね~』
「んあ?そう?」
『はい』
ちゃんはそう言いながら
シャワーで流してくれた。
『あぁ~…濡れちゃった…
後で違うの貸してもらっても…きゃっ!?』
俺はちゃんの腕を引っ張って
濡れてるお風呂の床に押し倒した。
『ちょっ…大野さん…』
「濡れちゃったし、いいでしょ?」
『んもぉ…嫌ですよ。
クタクタだし、腰痛いし…』
呆れるちゃんの言うことも
普通に分かる。
だって、オイラ昨日から狼だもん。
ちゃんを離したくなくて、
離れたくなくて、
何回も愛した。
『さとくん…好きですよ?』
そう言って起き上がって俺を
抱き締めるちゃん
『どこにもいかないから…ね?』
何か言いくるめられた気がしたけど
俺からも抱き締め直した。
離れないでね?