第8章 7 Connettersi~繋がり~
…へ、
『ッ!?///』
顔が熱くなるのと同時に、心臓が跳ねたのがわかった。
これって…告白、だよな?
告白されたの初めてじゃねぇのに、
こんなにドキドキするのは…初めてだ。
「…すみません…気持ち悪い、ですよね…」
そんな事微塵も思ってない。
何か言わなきゃいけないんだろうけど、頭ん中ごちゃごちゃで整理が追い付かねぇ。
だけど一つだけ明確な答えがある。
俺には…断るって選択肢がなかった。
嫌じゃねぇ。
寧ろ嬉しい。
静雄だから?
特別なのか?
なんで?
弟のように可愛がってたから?
俺の大切な…
…あ、
『(なんてこった…)』
無自覚ってのはタチ悪いな。
認識してしまうと驚く程落ち着いた。
あぁ…認めるよ。
守りたいって思ったのも
助けてやりたいって思ったのも
傍にいてやりたいって思ったのも
静雄の想いが嬉しいのも
全て俺が…
静雄が好きだからだ。