第14章 自信がない
「ふふ…すごく気持ちよさそう。可愛い」
こんなときに可愛いとか言われても困る。
すごく恥ずかしい。
「あっ…あんっ…すごく…すごくいいぃ…」
「もっとよくしてあげる」
ぎゅうって中に入ってくる感覚がする。
これって…2本入ってるってことなのかな。
「あっ…ああっ…」
私の身体が、なんか中からブルブル震えてくる。
すごい…
すごい気持ちいい…
「痛くない?」
うん。
無言で頷く。
「気持ちいい?」
うん。
「言ってみて?」
無理。
なんか…身体の奥から…
「はぁはぁ…あんっ…」
私の中が勝手に、きゅう…ってなって気持ちいいとこにあたる。
やばい…
腰が…動いちゃう…
「んっ…う…あっ…あんっ…あんっ…」
だめ…
気持ちいいとこが気持ちよすぎぃ…
「あ…腰が動いてる…。そんなに気持ちいいの…?」
そう言いながら、彼が中で指を動かす。
「ふぁ…はぁんっ…! あっ…ああんっ…」
かなり大きい声出ちゃった…
恥ずかしい…はぁはぁ…
「ここに指入れられるの好き?」
うん。
私は首だけ動かして頷く。
恥ずかしい。
ちゅーして欲しい。
「こっちにも入れてみようか」
彼のもう片方の手の指が、私の唇に触れる。