第14章 自信がない

口の中に指入れるの？

よくわかんないけど、軽く口を開いてみる。

彼の人差し指が、そのすき間にそっと差し込まれる。

差し込まれた指を、舌で触れてみる。

気持ちいい…

私は思わず、その指を唇でちゅうって吸う。

はぁはぁ、口の中が
口の中が気持ちいい…

「おいしい？」

彼が問いかける。

「おいひぃ」

答える。言葉になってない。
口の中に指入れられたままなんだもん。

「下に入れてるのはね、この指とこの指」

彼が、私の口の中の人差し指をいったん抜いて、中指と薬指を入れる。

そうなんだ。

私は彼のその手を、自分の両手で支えて、唇でチュパチュパする。

本当においひぃ…

フェラってもしかしてこんな感じなのかな…
してみたい。

なんか…
はぁはぁ…はぁはぁ…

すごい…
すごい興奮してきちゃったような…

私の下半身がじわじわ動いてくる。

はぁはぁ…

一瞬、薄目を開けて、彼の顔を見上げてみる。

……。

私の顔をじっと見てたような…。

やばい。私どんな顔？
これってどんな光景？

エロすぎてドン引きされてないかな…。

でも…

でも我慢できない…。