第8章 寒い?
「優子さん…。優子さんが一生懸命勉強する姿…とても可愛いくて…本当にますます優子さんのことが好きになりました…。
しかも、そんな優子さんが僕のことを好きでいてくれて…嬉しいんです…」
私の耳もとで彼が話す。
でも耳の近く過ぎて、彼の熱い息がかかって…。
「あ、あの…ごめん、雅樹くん。息が耳にかかって少しくすぐったい…ふふ…」
私は変な気持ちになりそうなのを、笑ってごまかしながら身体を離そうとする。
すると、彼が私の身体をぐっと引き寄せて唇で耳をパクッとくわえた。
「ひ…ひぁっ! あ…あ、あの…雅樹くん?」
彼の舌が、じっくりと私の耳を舐める。
「う…うぁ…。あの…えっと…。あっ…はぁっ…」
ヤバイ…私の身体震えてきた。
私の身体を抑える彼の腕をぎゅっとつかむ。
「大丈夫です…。キスはしないですから…少し…少しだけ…」
「はぁはぁ…んっ…やん…」
えと、どう考えてもこれキス以上だと思うんだけど、えっと…。
私は彼の腕をつかんで、耳を這い回る熱い感覚に耐える。
はぁはぁ…脳に直接くるみたい…
彼の指は私のブラウスのボタンを外し始める。
え…あれ…そんな…いいの?
ブラウスをはだけて、キャミの裾をスカートから引っ張り出す。
背中に手をまわして、ブラのホックを外してベッドにもたれさせる。
ブラのホックが外れて、身体がふわぁってなって…
だめ、頭ついてけない
キャミとブラがずり上げられて胸があらわになる。
あらわになった乳首に彼がいきなり吸い付く。
「ふ…ふぁっ…! あんっ! はぁはぁ…ああんっ…」
私の口からいきなり、おっきい声が漏れる。