第4章 覚悟
彼の舌が私の唇を舐める感触は、私を落ち着かせてくれるけど、涙はめそめそ出ちゃう。
唇を離して、彼が私の目を見つめる。
目もとの涙を彼が指で拭う。
「ごめんね…。お詫びにいいことしてあげるから…ね」
唇にもう一回チュッてして、彼は身体を起こす。
そして私の脚を大きく開く。
えっ
そして彼はそこに顔をうずめる。
…えっ
「あっ……はぁん!」
彼の舌が…
彼の舌が多分クリに触れて、私の全身がガクガク震える。
「ちょっ…あっ…はぁ…んっ…」
彼の舌の動きに合わせて、私の腰がやらしく動く。
えっ、うそっ、なにこれ、えっ…
なんでこんなことになってるの…
温かくて柔らかい舌が、私の固くなったクリをペロペロする。
「ん…うぁっ…! あん…あん…」
多分、気持ちいいんだと思うけど…
刺激が強すぎて何がなんだか…
ていうか
こんなこといいの…?
って考えながらも…
私の身体はビクビク反応してて…
「はぁ…はぁ…はぁ…」
彼が口を離す。私は息を整える。
「気持ちいい? もっと声出して…」
「やっ…やだ…」
「大丈夫。安心して」
話しながら、彼は私の頭の横に転がってた枕を取る。
そしてそれを私のお尻の下に敷く。
そして彼は再びそこに顔をうずめる。
浮き上がった腰の真ん前に彼の顔…。
やだ! もうやだ!
身をよじって逃げようとするけど、いつの間にか、彼の腕で下半身をガシッと押さえられてる。