第4章 覚悟
パンツが脱がされて、なんか股の間がスースーする…。
彼の手がそこに触れる。
優しく、優しく、その割れ目を指でなぞる。
そこはやっぱりすごく濡れてて、彼の指がスッと入っていきそう…。
「うっ…ん…はぁはぁ…」
恥ずかしいのに、すごく恥ずかしいのに、そこに触れられるとすごく気持ちよくて、息がはぁはぁして声が出そう。
「ねぇ、すごく濡れてる…可愛いですね…優子さん…」
彼にそんなふうに言われて、もうどうしたらいいかわかんない。
もう私どうしたら…
「やだ…もうやだぁ…」
恥ずかしすぎて泣きそう。
「どうしたの? 大丈夫だよ」
彼が私の上半身を片手でぎゅっと抱いて耳もとでささやく。
もう片方の手は私の割れ目をいじり続けてる。
「恥ずかしいからヤダ…」
「恥ずかしくないよ。僕も…ほら、こんなに…」
彼が私の手を取り、下半身のほうへ持っていく。
そして彼のパンツの中に突っ込んで、彼の…を握らせる。
……!
え? これ? あれ?
こんな? こんなに…
こんなに固くておっきいの?
入るの? ここに?
えっ? えっ? えっ?
「ひ…」
私の手がちょっと震える。
手を離したいのに、彼の手で上から握られてて…。
「う…うっ…ぐすっ…ぐすん…」
涙が出てきた。
「え! あっ…あのっ…ごめんなさいっ…。変なものさわらせてごめんなさいっ!」
彼が驚いて、手を離して謝る。
「ふぇ…えーん…ぐすぐす…怖いよぅ…」
「大丈夫だから…ね? 大丈夫だよ…」
彼が両手で私の身体をぎゅっと抱きしめる。
そして唇にキスする。