第18章 二泊三日
「可愛い」
彼が、私の唇にチュッと音を立ててキスする。
ちょっと目を開けて、彼の顔を近くで見てみる。
雅樹くん…
彼も私の顔をじっと見つめる。
そして割れ目をいじる指を、前のほうに移動させ、クリにそっと触れる。
「ふぁ…」
変な声出た。
身体がビリビリする。
そこは前のほうまで私の液でぬるぬるになってる。
彼の指が私のクリをそっ…と、ふわふわなでなでする。
「ん…あ…あ…あん…はぁ…はぁ…あん…」
私の熱い息とともに声がこぼれる。
彼の唇が私の唇に重なる。
彼の舌が私の唇の隙間をそっと撫でる。
私は思わず、ぎゅっと唇をつむる。
「舌ちょうだい」
彼が頬を撫でてささやく。
私は目と口をつむったまま、首を横に振る。
「だめ? どうして?」
「…いっちゃう」
「ん?」
「そんなことされたらいっちゃう…」
私は目をきゅっとつむったまま、彼の質問に答える。
「そっか」
彼は私の髪を優しくなでなでしながら耳にかける。
「一回先にいっちゃう?」
耳もとで彼がささやく。
あん、それもやばい。
耳にかかる息が…声が…。
私は軽く首を横に振る。
そして、ゆっくり顔を上げて彼の顔を見上げる。
「私…いれて欲しい…」