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【黒バス】真夏の海から

第8章 文化祭~開幕~


「おまたせ!」
交代の時間になり、制服に着替えた桜は2人の前に姿を見せた。
「メイド服のままでよかったのに」
高尾は、冗談交じりにがっかりしてみせた。
「さすがにちょっと恥ずかしいです」
「高尾、いい加減にするのだよ」
不機嫌そうに緑間が言う。
「へいへい。んじゃ、行くとすっか」
3人は喫茶店を後にして廊下に出た。
「どっから回るかなー」
手にした校内の案内図を桜と覗き込む。
すると、きゃー!という女子の歓声が聞こえてきた。
「え、何?」
3人は声のする方を見ると、1人の男の子が大きく手を振りながら走ってくる。
「桜っちー!」
「黄瀬!なぜお前がここにいるのだよ」
現れたのは、海常高校の黄瀬涼太だった。
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