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【黒バス】真夏の海から

第7章 文化祭~準備期間~


誠凛高校の最寄り駅から電車に乗り数分。
都心に出てきた2人はあらゆる雑貨が置いてある総合ビルに来た。
パーティーグッズフロアに行くと、衣装コーナーを端から見ていく。
「わー。やっぱメイドさんの衣装はたくさんあるね」
衣装の代表格であるメイド服は種類が多く、桜は思わず声を弾ませた。
「あ!みてみて!」
そう言った桜は置いてあった猫耳をつけてみせた。
「桜さん、無駄に似合うのでやめてください」
黒子は無表情で感想を言う。
「えー じゃあ黒子君」
そう言うと、その猫耳を黒子につけた。
とたん、桜はお腹を抱えてくすくすと笑った。
「黒子君!接客やればいいのに!きっとメイド服も似合うよー」
桜は、笑いすぎて目尻にたまった涙を拭きながら言った。
「お?聞いたことある声だと思ったら、桜ちゃんに・・・ぶっ!!」
黒子の猫耳を見て吹き出したのは、背後からひょっこり顔を出した高尾だった。
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