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【黒バス】真夏の海から

第6章 星空の下で


外灯から少し離れたベンチ。
隣に腰を下ろした緑間をふと見上げると、ぼんやりと横顔が見えた。
暗がりの一点を見つめる緑間の肩に、そっと頭を預けてみた。
「な・・・突然、どうしたのだよ」
驚きの声が返って来たが、振り払われることは無かった。
「今日は何か変なのだよ。何かあったのか?」
「なんでもない・・・ただ、こうしていたいなって・・・」
力なく呟いた桜の言葉に、緑間は「そうか・・・」と返したまま、
2人はしばらくそのままの時間を過ごした。
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