第3章 *並盛中学校*
わたくし…リボーン知ってるなんて、余裕かましてるけど…実は、知らない部分もあったり…
「君、転校生だよね…」
「は、はい…(雲雀さんは先輩だから…敬語を)」
「あ、コイツも敬語なくていいと思うぞ(σ*´∀`)」
え…いや、この人…先輩だよ?
「そんなの、あたなが決める権利なんてないでしょ?」
ひ、雲雀…さん…凄く、怒ってませんかね?
「………いや……うおっ!?」
「えっ!?」
いきなり、トンファー出してきましたよ…この人…
「って、もう時間が…じ、じゃあな…恭弥!」
そういってディーノさんは、私の手を引いて走り出した…。
「キャー!!」
「ディーノ先生っ!?」
…周りの女子たちが、泣き叫んでる。
……仕方がないじゃん。
時間ないんだし。
すると、ディーノさんは時計を見て…まずいな…と言ってから…
「きゃっ!?」
え……
お姫様抱っこしてきましたぁああぁあぁっ!?
「今は、我慢してくれ…」
と言ったディーノさんの表情は、大人びてて…とてもかっこよくみえた…