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Ifの物語。
第14章 嵐と関ジャニ∞
二宮くんは群集から抜けて、
トコトコ私のところへとやって来た。
彼もまた、私の事を覚えているようだ。
「今朝の」
「あ、はい。といいます」
「知ってる、章大から聞いた
村上先輩の知り合いなんでしょ」
ちがう?彼女?
ん?、と首かしげる二宮くん
「後輩だよ」
そう答えると目をパッと開け、
悲しそうな顔で
「そうか。後輩なんだ」
って呟いた。
「二宮くん?」
「は、」
数秒考えた後、
二宮くんは険しい顔して答えた
「馬鹿なんだね」
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