第14章 嵐と関ジャニ∞
「隆ちゃんっ…」
「なに泣いてんねん、ほら笑お!」
そう言って涙を拭ってくれる
朝の怒ってた表情が嘘のよう、
いつもの優しくてホッとする笑顔
よしよし、と優しく撫でる
「ほら。の好きなお菓子!」
慌ててポケットからお菓子を差し出しす
不機嫌な態度とは打って変わって
いつもの甘えん坊なたーくん
嬉しくて嬉しくて、抱きついた。
「2人は嘘つき!!
私から離れないって言ったのに
もう離れようとしてる!!!」
「ちゃうねん」
隆ちゃんが遮った。
眉を下げ、悲しげな顔
「ただのヤキモチや。
他の人に告白されて、モヤモヤして
俺らはヤキモチ妬いたんや」
俺らの親は極道で、
小学生の頃は2人で居ることが多くて
友達なんておらんかった
けど、だけは
いつも笑顔で傍におってくれて
いつの間にか特別になっとった
「俺らはが好きや」
「は、どっちが好き?」
間近にある顔に、
ドキドキ速くなる鼓動
息もかかるこの距離で、
そっと囁かれて
「《 どっちの手を取る? 》」 END
「てゆーかは俺のもんやし!!」
「何言うてん隆ちゃん!俺のもんやろ!」
「大体なんなん安田!手を繋いで腹立つ」
「ほんまや!どっちの手を握ったん!?」
「え、右手かな」
「右手消毒!ぎゅーーーー」(手を握り締めてる)
「ずるい!ほんなら俺はちゅー!!」
「ちょ、たーくん!顔!顔がタコの口!!!」
「たーーー!!!おいーーっ!!」
「ひゅーひゃん、ほっへがのひふ
(隆ちゃんほっぺがのびる)」