第14章 嵐と関ジャニ∞
放課後
下駄箱に入れられてた手紙を
彼に突きつけた
「意味分からへん」
「分かるやろ、愛のラブレターやん」
ヘラヘラ笑うのは、
チャラ男で有名な錦戸亮
きっとこれは暇つぶしか嫌がらせだ
彼は私みたいなのより
ギャルで誰にでもキャーキャー言う、
女の子の方が好きなはずだ(安田くん情報)
「どこが愛よ。欠片もないくせに」
「みたいな子とも
付き合ってみたかってん。試しに、な?」
試しってなに
私の気持ちなんてどうでもいいの
自分の暇つぶしになるなら、
それでもいいって?
意味わからない
パンッ、
「さいってー。」
涙ぐんでその場を走り去った。
走って、たどり着いた教室
誰もいなくてほっとした
こんな顔、見られたら恥ずかしい。
だけど、いつもみたいに
隆ちゃんやたーくんに大丈夫って撫でて欲しい
「、むっちゃ捜したやんけ」
「足が速すぎんねんボケ」
息を切らした2人が立っていた