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Ifの物語。

第13章 関ジャニ∞:大倉忠義







トイレが終わり、廊下を歩いとると

収録で一緒になったアイドルが
こっちに向かって歩いてた



挨拶ぐらいはせんとあかんよな、うん。





『先ほどはありがとうございましたぁ!
すごく楽しかったですぅ〜!』


猫なで声で話してきて、
普通に話せばええのになって思いつつ

あえてそこにはつっこまない



つっこめば、たぶん絡んでくるやろうし


そこが目当てなんも、
俺かて見え見えで分かってる



「あ。いえいえ、こちらこそ。
またご一緒した時はよろしくお願いします」





では、と去るタイミングだと

歩き出そうとしたら
ぎゅっと掴まれ引き止められる。


またこれか。





『良かったらお食事でも…』



上目遣いからして、
こういう策略にはなれてんねんな



うん、陥れるのが好きなのか、

そういうのしあがり方して
有名になったのか





「俺、メンバーと飯食う約束してるんで」



別にしてないけどな



『だったら皆さんで、どうですか?
打ち上げ、ってカタチで。』


なんやねん、図々しいやろ

メンバーだけで食いに行く場で
自分も混ぜてなんてさ




「いや。プライベートなんで
ほんと勘弁してください」




こいつのマネージャーはどこおんねん


野放しにしすぎ、迷惑





さらに力を込められ、
どうにかして俺と繋がりたいらしく


ポケットから携帯を出した







『じゃあ、連絡先教えて下さいっ
予定合わせてお食事すれば問題ないですよね?』







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