第13章 関ジャニ∞:大倉忠義
大体な、むさくるしい楽屋にさ、
女の子が1人で
「遊びに来ました、お邪魔します」
なんて言って入って来たら、
きっと誰だってテンションが上がるわ。
それに加えて昔からの付き合いとなれば、
もっともいつものように
仲良くするだろうさ。
ふてくされて、ふて寝する俺の横で
はキャッキャと
メンバーらと仲良くはしゃいどる
そうさ。俺なんて興味ないんやろ
久しぶりにメンバーと会えて、
そっちのがメインに決まってんねん。
俺には分かる。分かるで
「といれ」
立ち上がった俺を無視して
マルとギャーギャー騒ぐを睨んだ。
なんやねん、
俺なんてどうでもええんか。
…ほんまか。どうでもええのか。