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Ifの物語。

第13章 関ジャニ∞:大倉忠義






どうしてあの時伝えんかったんやろ



好きと言えば同じ言葉が
返ってきただろうか



苦しくなる胸


楽になりたくて、またメールを開く




そしてちょうどメールの着信







『遅い。遅すぎんねん』




そして、その下には、





『うちな、彼氏おんねん』






何とも言えない気持ちが
沸き上がって、



これが失恋だと思い知った。







抱きしめたくて、

だけど勇気が出んくて
腕をおろしてしまったあの時。





好きと言いかけて、

恥ずかしくて「またいつかな」
そうして別れてしまったあの時。







「おーく…ら、?
どないしたん?さっきのまだ怒ってるん?」






ほんまは、言えんかったんやない





君だけは失いたくないだけで
胸の奥にしまい込んでた、恋心




「…あかんねんて……!
おれ…、伝え忘れとってな…
…でも……!遅かってんっ…!!」









あの時浮かべた涙は、




あの時、噛み締めた唇は、











きっと俺と同じで
伝え忘れたナニカの言葉







































( 伝える事の大切さ ) END










「可愛ええ子、紹介したるから」

「そうゆうな?浅はかな行動が、
フライデーに繋がんねん!!あほ!」

「…じょーくやんかぁ」





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