• テキストサイズ

Ifの物語。

第13章 関ジャニ∞:大倉忠義







黙り込む俺を置いて、

は手袋を受け取らずに
走って家に帰ってった





とはそれっきり、




会うことはなかった












『以上、関ジャニ∞の皆さんでした〜!』




テレビで有名なって。


名前も知られるようになった頃




忙しくても忘れへんかった君の名前。






今でも好きやのに、

会おうってすら言えん俺は




なにしてんねん、ほんまに





『嫌だよぉ…忠義…!』


あの時の一言が今でも頭の中で響いてる





忘れるわけない。

忘れるわけ、ないやんか







「なにさっきから打っては消して
打っては消してって。送るなら送れよ」



ほら、と勝手に送信ボタンを押したすばるくん




その文面は『久々に会いたいねん』


そして表示された(送信されました)の文字。






しまった、と焦る。



「なにしてんねん!すばるくんのあほ!」


「ちょ、なんやねん!
別にええやないか。告ってるんとちゃうやん」




そうやけどさぁ…、



とストンと座る俺。






取り返しのつかないことに、

何とも言えない緊張が沸く





/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp