第13章 関ジャニ∞:大倉忠義
だからね?、
不機嫌な声を出すと
駄々こねるように悲しい目つきをする男2人
お昼ご飯の時間になり、
渋谷くんと購買に行っていたら
待ち伏せしていた兄たちに捕まったところだ
「兄ちゃん達は心配なんだよ!」
「こういう悪っい虫が引っ付くとね、
兄ちゃん達は心配で眠れないんです。わかる?」
だからさ。
と隣に立ってた渋谷くんの額にデコピン
不眠症にでもなってればいいんだ
「別に購買に来ただけじゃん」
そう反論すると、
すぐにまた言い返してくる二人。
「ダメだよ!!まるでカップルだよ!」
「かっ…!うわ!むかつく!
渋谷!に接触禁止!」
ぶんぶん腕を振り回す和兄ちゃん。
なんなんだ、こいつらは。
はぁ、とため息ついて
離れようとしたら視界に入った大倉くん
彼もまた、私を見た。
ドキドキする心臓