第13章 関ジャニ∞:大倉忠義
しばらくして、皆さんが
戻って来た。
「あれぇ。
ちゃんですやん」
「マルちゃん!!」
「「ぎゅーーーっ」」
マルちゃんとは、高校からの
お友達で会うたびにハグしてる
だから、これは恒例行事。
「俺はー?」
「すばるくんはあかん」
「すばるくんはスケベだから」
「…ひどいっ!」
「大倉、また寝てんのか」
亮くんがペチペチ叩く。
「いいの、ほっといて」
「ヤキモチ作戦実行すんねん、
やからみんなも協力してや!」
わーい、と最初に返事したのは
すばるくんとマルちゃん
次に返事したのは亮くん。
横山くんと村上くんは、
「めんどくさい」の一点張り
空気読めやっ!
「………んんっ、」
もぞもぞ起きた忠義に
私達は目を合わせ、
合図をする
「ちゃーーんっ」
「う、わっ。
亮くん、あったかぁい!」
え、亮くん。
ほんとにあったかいよ