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Ifの物語。

第12章 関ジャニ∞:錦戸亮






「いつもはニコニコしてんのに…」


「亮が怒っとる!!」




大して気にしちゃいない2人に反して、

ヤスくんは不安そうな顔で
亮くんの肩をぽんぽんと叩いた。



涙ぐむ亮くんの顔を見て




「そろそろ帰んないと、外もう暗いし」


ね、と微笑むと

やっぱり明るい顔になる亮くん




「えー。終電の時間まだまだやで?」


「飯食いに行こうや」


すばるくんがグイグイ引っ張る。


帰るって言ってるじゃん!




反発しようと息を吸い込んだ時、


座っていた亮くんがすばるくんの
胸ぐらを掴む。





「帰る言うてるやろ、
聞こえてへんのやったら耳鼻科行けボケ」




とドスの効いた声で言った。




そのあまりにも怒りのこもった声に


すばるくんもようやく焦ったのか
何度も何度も頷いた。





「ほら、帰ろ、亮くん」


「…おん。」





何も言わないけど、

たぶん少し反省してるのかな






暗いからとタクシーで帰ることに



その帰り道、

亮くんが私をぎゅっと抱きしめた。






「少ししたら帰るって言うたやん」


「けど、あいつら帰さへんやろ。いつも」

「まあ…、そうだけど…」


「やから嫌やねん」




ぎゅううっと、


力を込める。



肩にうずめた顔を上げ




「俺のもんやって、いい加減に自覚してや」






そう言って軽くキスをした。

























( 俺なりの嫉妬 ) END






「今度から会うの禁止」
「な、仕事だから仕方ないやろ!?」
「あかん。」
「えー!でも…」
「プライベートなんてな、なにがあるか分からへん」
「嫉妬魔。独占欲の塊。ばーか」
「言うとけ。
……が好きすぎて困ってんねんこっちは」
「なに?」
「マヌケでスットコドッコイって言うた」
「……むかつく!」






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